JaaSMEs 中小企業会計学会
 
 中小企業会計学会は、多くの皆様のご支援とご尽力により、2013年2月16日に設立されました。本学会の目的は、「中小企業をめぐる諸問題を理論・制度・実務の諸側面から、研究者と実務者の広範な意見交換を通して解明し、わが国および諸外国の会計理論と会計実務の発展に資するとともに、会員相互の交流を深めること」にあります。
 
 周知のように、中小企業をとりまく経済環境は、大きな変化の過程にあります。例えば、ニーズの多様化や取引構造の改編とい
った産業構造の変化、また、担保型融資の限界や間接金融の縮小といった金融政策の変化、さらには、一律の弱者保護から伸びゆく中小企業や創業者の支援といった中小企業政策の転換などがこれです。
 このような中小企業のビジネス環境の変化にあって、中小企業経営の羅針盤として、また、中小企業の経営力強化の手段として、その重要な役割が期待されているのが「中小企業会計」に他なりません。
 
 中小企業会計に対する関心の高まりは、わが国だけではありません。国際会計基準審議会(IASB)は、2009年7月に「SME版IFRS」(IFRS for SMEs)を公表しました。この公表を契機に、各国では、中小企業会計のあり方(中小企業会計基準の制度化)が活発に議論されるようになってきました。
 
 本学会は、経済社会における中小企業の重要性、およびその変化の動向を真摯に受け止め、中小企業会計のあるべき姿の解明を通して、わが国および諸外国の中小企業の成長・発展に資することを使命としています。そのため、本学会では、アカデミズムとプラグマティズムの「知の融合」を目指し、研究者、会計専門職、教育者、事業経営者、その他中小企業関係者の多様な英知を結集させ、学会の活性化を図っていきたいと考えています。
 
 本学会の趣旨にご賛同を賜り、皆様のご参加・ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
 

2013年5月 中小企業会計学会 会長 河 﨑 照 行

 

 「中小企業会計学会」は、中小企業をめぐる諸問題を理論・制度・実務の諸側面から、研究者と実務者の広範な意見交換を通して、わが国および諸外国の会計理論と会計実務の発展に資するとともに、会員相互の交流を深めることを目的とする。

 

 近年、会計学の研究分野では、国際会計基準(IFRS)の国内化問題を契機として、「中小企業の会計」のあり方が活発に議論されるようになってきた。IFRSを中小企業にも適用すべきかどうかという議論がこれである。周知のように、国際会計基準審議会(IASB)は、2009年7月に「SME版IFRS」(IFRS for SMEs)を公表した。現在、諸外国では、その導入問題をめぐって、各国の「中小企業会計」のあり方(中小企業会計基準の制度化)が活発に議論されている。

 

 他方、わが国では、2002年3月に中小企業庁に「中小企業の会計に関する研究会」が設置され、「中小企業会計」に関する本格的な議論が開始された。その後、2005年8月に「中小企業の会計に関する指針」(「中小指針」)、また、2012年2月に「中小企業の会計に関する基本要領」(「中小会計要領」)が公表され、「中小企業会計」の制度化に重大な関心が寄せられてきた。

 

 「中小企業会計」の研究分野は、このような会計制度論のみならず、広範な分野にわたる。例えば、会計理論(財務会計)、国際会計、管理会計、会計監査、税務会計など、伝統的な会計研究の専門分野はもとより、これらの専門分野を「中小企業」という横串によって統合する総合研究など、その研究対象は実に多様である。

 

 本学会は、このような広範かつ多様な研究分野において、研究者と実務者の英知を結集し、「中小企業会計」のあるべき姿を解明することを通して、わが国および諸外国の中小企業の成長・発展に資することを使命とするものである。

 
石川純治、岩崎 勇、上野清貴、上野隆也、浮田 泉、氏原茂樹、浦崎直浩、大城建夫、大塚成男、大野俊雄、小津稚加子、加藤恵一郎、金子友裕、 椛田龍三、神森 智、刈谷敏久、河﨑照行、
郡司 健、胡 金定、香山忠賜、齊野純子、坂上 学、坂本孝司、櫻井通晴、佐藤信彦、佐藤行弘、白木俊彦、菅原 智、鈴木一水、高見正彦、田中建二、戸田龍介、仲尾次洋子、中島茂幸、
中島利郎、成川正晃、服部久男、林 隆敏、原田伸宏、久田英詞、平賀正剛、福浦幾巳、藤永 弘、藤本大造、古川忠彦、堀江正之、本田良巳、万代勝信、三代川正秀、弥永真生、山下壽文、
山地範明、山本清尊
(順不同、所属等は省略)